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勝手に決めたインタビュー心得8つ

インタビューは難しい、でも面白い。
 
そんななか、自分なりのやり方・コツ的なものを見つけてきた。
 
 
 
一、質問でない質問をする
 
インタビューというと、まずは「質問」を考えてしまうが、そこから改めよう。
もちろん質問をするのだが、その質問が「~ですか?」形式だと、答えは「はい」「いいえ」で終わってしまってそこから先に進まない。
「はい」「いいえ」で終わらない尋ね方をひねり出そう。
 
 
一、知ってて知らないふり
 
予備知識を思いっきり詰め込んでおいて、知らないふり分からないふり。
 
 
一、分かってて分からないふり
 
相手の発した単語やセンテンスをつぶやくように繰り返してみる。
どういうことだろう分からない?というニュアンスでつぶやいてみる。
 
すると、さらに詳しい説明や具体例なんかへと話を進めてくれる。
 
 
一、沈黙は饒舌への助走
 
あえて沈黙を作る。
すると、それを埋めようと新たな話を切り出してくれる。
 
 
一、表情は口ほどにモノを言う
 
聞いているときの表情は結構重要。
大きなうなづき、首のかしげなど納得、疑問、関心、興味、感嘆などを(声に出さず)表情で作り出すと、促さずともどんどん話が深まっていく。
 
 
一、時に挑発してみる
 
わたくし、気が弱いのでなかなかできませんが、時に挑発するような問いかけをすると思いもよらぬ答えが返ってきたりしてそれはそれで刺激的でもある。
 
 
一、間を置いてもう一回
 
テーマとなる話は、間を置いて2回ほどしてみるってのも有効だ。
 
インタビューの終わりがけにもう一度重要な話を切り出すと、今までの時間を通じてリズムをつかんだり考えをまとめ直したりしていて、より整理された答えが引き出せる場合がある。
 
同じ相手に一回しかインタビューする機会がない場合は、一回のなかでそれを行うが、数日間共に過ごす場合は、最終日にもう一度同じ質問を試みてみる。
 
おそらくインタビューを受けた人は、1日の終り眠りにつく前に、今日何を話したっけ、言いたいこと話せたっけ、と自問すると思う。そしてああ、うまく話せてないもう一度話せたら、と願うと思う。
 
そのもやもやを、日を置いたインタビューで解放させてあげると、最初の時とはまた違ったいい話が聞ける時があるから面白い。
 
 
一、インタビューのまとめは「編集」でなく「文章作成」である
 
映像の場合、多くは質問者の問いかけは使わない。相手の返答だけで何について語っているかを分からせなくてはいけない。
 
だから、「あれ」とか「それ」なんていう曖昧な言い方でなく、より具体的な単語やセンテンスを必要となってくる。質問なしで成立するかを常に考えながらインタビューを進めていかねばならない。
 
 
そして、映像の場合、切った貼ったの編集技術よりもむしろ相手のコトバを用いて文章を作成していく力のほうが重要となる。20分30分のなかで得られたコトバを駆使して文章を再構成していくのだ。
 
それは結果的にインタビューの時間軸を歪めてしまうこともあり、真実ではないかもしれないけれど、その方が最終的に観る人にとっては親切になる。
 
人は論理的に話をしているつもりでも、時間軸が行ったり来たりしたり、後から思い出したり追加したりしていて、案外無秩序だから文脈は飛躍したりしている。
 
だから、編集でいま一度文章を作成することは、時にある。
これは改ざんではなく再構成と言い聞かせている。
 
 
といった具合にインタビューは難しい、でも、やはり面白い。



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