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外国人に積極的に声かけましょう教育における外国人にアジア系はどんだけ入っているのか?

「SGH56」のひとつに会いました。
 
SGH56 ?なんだそれ?新しいアイドルグループか?聞いたことないって?
ま、そうでしょう。
 
「SGH」それは、

スーパーグローバルハイスクール・SGH

というやつです。
 
 
国際的に活躍できるグローバルリーダーを高等学校から育成しようという目的で、文部科学省が全国の高校など56校を指定しています。
フィールドワークのひとつに、外国人に積極的に声をかけよう。インタビューしよう。なんてのがあるようです。
 
 
 
さてここは、某月某日の岐阜県高山市。私たち撮影隊は外国人モデル2名を連れてやってきています。
日本の魅力を海外に紹介するプロモーション映像の撮影です。
 
この日も高山は外国人観光客がいっぱい。亀仙人のTシャツを着たオニイサンや漢字の刺青を入れたオネエサンやらが朝市や古い町並みをそぞろ歩いています。
いや、歩いているんだけど途中途中で「SGH56」のフィールドワーク高校生らに声をかけられ立ち止まっています。
 

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(どこから来ましたか?高山にはなにしに来ましたか?このあとどこに行きますか?)などなど。
 
AKBメンバー全員が歌がうまくないのと同様に、SGHメンバー全員が英語ができるとは限らず、拙いながらも必死にコミュニケーションをとろうとしています。
なんとも微笑ましい光景。
 
 
 
と思ったのは、最初に見かけた2組3組あたりまで。
 
そのうち心配になってきました。
 
あちらこちらで足を止められインタビューを受けている外国人観光客のみなさんは内心迷惑&うんざりなんじゃないかと。
 
なんたって角を曲がれば「Excuse me」さるぼぼ眺めれば「Excuse me」牛串かじれば「Excuse me」ですから。
おいおいゆっくり観光させてくれよ、のつぶやきが聞こえてきそうです。
 
 
 
20年ほど前エジプトを旅しました。街を歩いていると子どもたちが集団で追いかけてきました。
皆、口々に「バクシーシバクシーシ」と叫んでいます。
「バクシーシ」とは持たぬ者が持つ者に積極的にせびる「喜捨」のようなもので、そのたび「No!No!No!」と逃げ回ったものです。
 
 
SGHの高校生らは、お金を要求するわけではなく授業の一環としてただ単にインタビューしているだけですから、それを「バクシーシ」みたいなものだと言う気も言う意図もありません。
でも、異国で見知らぬ人に声をかけるということは、ある国にとっては特別な意味があるかもしれないという想像力と知識も必要なんじゃないかと思ったりします。
グローバル・リーダーを目指すならば当然知っておくべきことでしょう。
 
フィールドワークに向かう前に、学校で授業でそういった各国の事情・習慣についてのレクチャーはなされていたのかな。
知った上でのフィールドワークだったのかな。
 
 
 
もうひとつ気になったのは、高山を訪れる外国人観光客は欧米の人たちだけではない、ということ。
去年2014年の訪日外国人観光客国別ランキングは、トップから台湾・韓国・中国・香港ときて、5位にはじめてアメリカとなっています。
日本を訪れる外国人観光客は圧倒的にアジアからが多いのが現実なのに、そういったアジアからのお客さんに声を欠けていたSGH高校生は、自分が気付かなかっただけかもしれませんが、見当たりませんでした。
 
 
とはいっても他人のことをとやかく言えない。
今回製作している海外向けプロモーションもその対象はアジアなんだけど、主役の2人は欧米系女性というのが、自己矛盾ではあるんですがね。
 


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