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イロシマはいつしか季語になっていくのだろうか

毎年8月になると思い出してはFBとかにアップしている短歌があります。

で、今年もまた。

 

『「イロシマハ ナツノキゴカ」と問ふサラに冬には詠まぬ我れを恥ぢたり』

 

作者は小川真理子という歌人で、フランス語講師もしているので、サラは生徒か知り合いのフランス人らしいです。


冒頭の「イロシマ」というのは、「広島」のことです。

 


終戦から70年。
広島や長崎のことを頭に思い浮かばるのは、夏の間だけ。
宮城や福島のことを頭に思い浮かべるのは、春の初めだけ。
阪神淡路のことを頭に思い浮かべるのは、年が明けた時だけ。

当事者ではない自分にとっても、悲しいかな、これらすべては季語になってしまっているところがあります
しかも、自発的な思い出しじゃなくて、テレビや新聞やメディアを通じての風物詩のような、そんな感じも。
でも、季語にさえもならなくなったらもうお終いです。

 

NHKの調査で広島、長崎への原爆投下日を正確にこたえられなかったのが7割という結果が出たそうです。
ただし年月日で、という質問だったから恣意的じゃないのかとかの意見も。
逆に、恣意的だのと話題になったことで改めて記憶に刻まれるってこともあるからそれはそれでよし。

 

 



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