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又吉直樹が帯コメントを書くことを予言した2009年の西加奈子

本から考えてみる
たちの良いインフルエンザに侵されたような、そんな気分です。
 
「火花」を読んで以降、又吉直樹の文章にはまり、「第2図書係補佐」「東京百景」と読みこんでいます。
「第2図書係補佐」は又吉自身の好きな本を、「東京百景」はタイトル通り東京を、それぞれ元にしたエッセイというか短編というか、短い文章だけどキラキラ光りまくっています。キラキラの「キ」ぐらい感染してくれと願い、無防備に浸り続けている次第です。
どちらも付箋だらけとなってしまいました。
 
「東京百景」は芥川賞をとる2年前の2013年発行です。
中の一編「阿佐ヶ谷の夜」によると、又吉直樹西加奈子と初めて出会ったのは2009年のようです。この「阿佐ヶ谷の夜」の最後にこんなことが書いてあります。
 
 
西加奈子が短編集を出す時に、又吉は西から帯コメントを頼まれました。それに対して又吉は躊躇します。「僕が帯コメントを書いても宣伝にはならないですし、申し訳ないので‥」。それに対して西加奈子はこう答えています。「知名度は関係ない。近い将来、みんな又吉さんに帯書いて欲しいって言うてくるよ」と。
 
 
この会話は2009年のことです。
(ちなみに、Wikiによると「ピース」がキングオブコントとM-!グランプリの決勝に進出したのは2010年とのことです)。
 
 
又吉直樹西加奈子の、このやりとりを読んで思い出した文章がありました。
 
「才能は自分の中になく、社会の中にある。」
「才能は自分の中になく、他者の中にある。」
 
ほぼ日「大人の小論文教室」(山田ズーニー)の中にありましたので、リンクを貼っておきます。
 
(ちなみにこの文章は2003年です)
インターネットて便利だな。
 

 

第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)

第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)

 

 

東京百景 (ヨシモトブックス)

東京百景 (ヨシモトブックス)

 

 



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