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ケータイもメールもパソコンもワープロもナビもなかったあの頃、どうやって仕事をしていたかが思い出せない。

これからどうしよう?
ケータイもメールもパソコンもワープロもナビもなかったあの頃、どうやって仕事をしていたかが思い出せない。

台本に修正が入った時、全部書き直していたのか切り貼りしていたのかが思い出せない。

連続泊まりのロケで毎日変わる取材先にどうやって連絡取り続けていたのか思い出せない。

ロケハン後すぐ打合せの場合、どうやってロケ場所のビジュアルを共有させていたかが思い出せない。

やりくりテープって何をやりくりしていたのかが思い出せない。

ブース内のナレーターさんに読みはじめの合図した後どうして肩が痛くなったかが思い出せない。

長尺物のスーパー入れ終わった後どうして指先がねちょねちょになっていたかが思い出せない。

方向音痴の制作進行だった自分がナビ無しの運転で迷わずどうやって地方ロケ巡りができたのかが思い出せない。


ン十年の仕事経験のなかに画期的な発明や改良やイノベーションがたくさんあったはずなのに、その切り替わりの瞬間を実感として覚えていない。
そもそも瞬間だったのか、それ?
何月何日何時何分を境にスパっと変わったわけでもなく、ゆるやか~な変化にのまれていつのまにか気づいたら新しい技術ややり方に馴染んでいた。

台風大量発生とか暴走老人とかカン違い武勇伝写真のバラ巻きとか偽装だの誤表示だのとかむしゃくしゃしたからやったとか、ランダムに起こっていることも時代が進んで振り返ると、アレがきっかけだったんだね新しい流れの分岐点だったんだねとあとになって気づくも、もうすでにその時その変わり目の瞬間を思い出せなくなっている。

と、そんななか自動運転にIoTに人工知能にと、小さい頃はそんな未来を夢見てたけどなんかパンドラの匣的予感を感じちゃうんだけど、あらゆる想定をきちんと踏まえた上で世に出すんだよね?一旦出ちゃうと後戻りできないよよく考えた?と心配になっちゃうのは年をとった証拠なんだろなきっと。

イノベーションを手放しで讃える者と、慎重に石橋を叩く者と、いつまでたっても2種類の人間がバランスを保ちながら時代は進んでいく。てか。

 

 

人工知能 人類最悪にして最後の発明

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